最近は副業、ダブルワーク、パラレルワークなど多様な働き方と、ビジネスにチャレンジする人が増えています。
お金がどういう理屈で生まれるのかという、原理原則を理解していないと、いくら色んなことを学んでも小さくは稼げるけど大きく稼ぐことが出来ません。ここを分かっていないと失敗に終わることが多くなります。
ビジネスの錬金術を理解し、さらにWEBマーケティングを学ぶことで大きく突き抜けることも可能ですので、ぜひ楽しんで夢をもって読んでいただければと思います。
錬金術ってなに?
学問である
錬金術というと某アニメを連想する方もいらっしゃるかもしれませんが、錬金術は昔から研究されている学問です。方程式があり、再現性があります。
等価交換の原理に基づく
何もないとこからお金を生み出すのではなく、なにかと交換してお金にするという事です。
お金はエネルギーの象徴の一つです。
分かりやすく言うと、あなたが会社員だとしたら、会社で働くというエネルギーをお金に交換しています。逆も然りで、あなたのお金を、誰かのエネルギーと交換してもらうこともできます。
現代の錬金術とは
現代の錬金術とはズバリ、見返りを求めない無償奉仕のことです。
現代の錬金術とは、見返りを求めない無償奉仕
さっぱり意味が分からないと思いますが、とっても大事な考え方です、
例を見ながら詳しく説明します。
まず無償奉仕といわれると、タダ働きで損をするというイメージがあるかもしれません。
でもそういう事ではありません。
例えば、1万円の仕事を依頼して、10万円相当の納品があったとします。
依頼主は、差額の9万円はサービス!?おまけ!?と驚くし、とても感謝するはずです。
この差額の9万円、あなたならどう考えますか?
- タダでそんなことしてバカらしい!
- もったいない!
- めちゃくちゃ損してる!
そう感じるかもしれません。
でも依頼主の立場で考えると、
1万円の依頼をしたら10万円くらいの仕事をしてくれた人がいるよ!絶対あの人に仕事を頼んだ方がイイよ!と他の人にも紹介したくなりませんか?
または、いい情報があったら教えたくなるし、
別の仕事も頼もう!となるかもしれません。
つまり将来的に、差額の70万円分の紹介や情報がいずれ来る可能性があるということで、これが現代の錬金術なのです。
無償奉仕はタダ働きではなく、将来的に等価交換の可能性を秘めているのです。
無償奉仕で気を付ける事
この時注意しないといけないことが、仕事の依頼主に直接の見返りを求めてはいけません。
なぜか?
この錬金術は、返報性の原理に基づいているからです。
https://dramaticdryflower.com/2023/06/15/be-a-giver/
人という生き物は、何かしてもらったら返したくなるという性質が標準装備されています。挨拶されたら挨拶し返すし、殴られたら殴り返したい衝動に駆られると思います。これは、人の標準装備である返報性の原理が働いているからです。
なので、等価交換が成り立っています。
しかし、もし、10万円分の仕事したんだから他にも仕事紹介してくださいよ、とか、もっとお金ください、など下心丸出しで見返りを直接求めてしまうと、相手はこの人イヤらしいな、、、と感じてしまいます。
そうすると、いくら1万で10万の仕事をしてくれると言っても、その人からは受け取りたくなくなりますよね。しかも、受け取りを拒否されたエネルギーは、悪評というマイナスエネルギーに変わってバラまかれるという事態になりかねません。
見返りを求めなくても、あなたがやったことはいずれ必ず何かしらの形で返ってきます。大事なのは、ひとりひとりに対して真心をもって依頼された以上のものを提供する。これだけです。
ひとつひとつの仕事を丁寧に、依頼された以上の価値を提供する
それを繰り返すことであなたの人気は、勝手に上がっていきます。
下心を無くすとうまくいく
下心を持たないなんて、そんなの分かっているよ、当たり前でしょ!と思うかもしれませんが、自分でビジネスをするとどうしても下心が出てしまうものですし、会社員として働いていると、働いたら働いた分だけお金をもらうという感覚が当たり前になっています。アルバイトも同じです。働いた時間100%の等価交換を求めます。
この考えをビジネスに当ててしまうのはよくないです。自分でビジネスをやっている時点で、時給では働いていません。
頂いたお金以上の価値をどれだけ返せるか、そして相手から100%の報酬は返ってこないことを当たり前ととらえていた方がいいです。
今はもらえなくても、将来的にお金で返ってくるかもしれないし、お金ではない形 (人脈や情報)で返ってくるかもしれません。
この感覚が理解出来たら、誰かに無償で提供することが怖くなくなります。
特にビジネスを始めたばかりの頃は実績がないので、実績を作るために低価格で提供する場面も出てきます。そんなとき、無償奉仕なんかやって大丈夫かな?と不安になる事もあると思います。
私もとっても不安でしたし、コンサルタントの先生からも、しっかりお金は頂かないと長く続けられないよ、と言われていたので100%対価を求めていました。結局あまりうまくいかず、私もなんだかモヤモヤしていました。
しかし、マーケティングを学んでいくなかで、現代の錬金術である見返りを求めない無償奉仕を理解し、とにかく今まで以上に相手のことを一番に考えるようにしました。
するとやっぱり喜んでくれる人が増えたし、自分も気持ちがいいんですよね。
そこに勝手にお金がついてくる感じです。
勘違いして欲しくないのが、安売りしようと言っているわけではありません。相手にとって価値あるものは何かを考えようという事です。お客様が求めているのは本当に安さですか?
仮にそうであれば、ターゲットとするお客様の層を変えた方がいいかもしれません。
最後に
ビジネス始めたての頃は不安で仕方ないけど、焦らなくても大丈夫。
色んな人の役に立とう、どうやったら喜んでもらえるだろう、ということを考え、いただいた金額以上のものを提供する。そうしていたら、いつか自分に戻ってくるでしょう。
価値の先出をするのです。仮に今お金をもらえなくても、信用と信頼が生まれます。そうするとエネルギーが循環し始めて、ゆっくりですが次第に大きくなっていきます。もらわないと返さないでは、永遠にビジネスは上手く回り始めません。
無償奉仕からお金が無限に生まれます。それが現代の錬金術です。
今はWEBサービスがとても充実しています。メルマガや公式ラインなどを使えば、一回の作業でたくさんの人に価値をお届けすることが出来ます。
GIVEをつづけることで勝手にTAKEが返ってきます。
どんな価値を届けられるか、
お金の計算も大事ですが、まずは自分が与えることのできる価値を考えてみませんか?
最後までお読みいただきありがとうございます!